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生活習慣病を知ってかかる前に予防しよう

生活習慣病

生活習慣病とは普段の生活習慣が主な原因
発症すると考えられている病気です。
数年前までは「成人病」と呼ばれて
加齢とともに発病すると考えられいました。


その後原因のほどんどのが
長年にわたる生活習慣によるもので
間違った生活習慣が深く関わっている病気となっています。


生活習慣病の原因

  • 食生活(偏った食事や食生活の欧米化) 
  • 飲酒
  • 喫煙
  • ストレス・過労
  • 運動不足
  • 加齢
  • 体質
 上記のような生活習慣が長年培われて、生活習慣病を発症します。

生活習慣病の種類


肥満

正常な状態に比べて体重が重かったり、体脂肪が過剰に蓄積した状況を言い
肥満によって心臓に負担がかかるなどの
数多くの病気を引き起こす原因にもなっています。


糖尿病

血液中のブドウ糖濃度(血糖値)が高くなる高血糖になり
この状態を継続しているのが糖尿病です。
糖分の取りすぎよりも、暴飲暴食等を繰り返すことにより
インスリンを大量分泌させられる膵臓の機能の低下が主な原因となっています。


糖尿病がやっかいなのは、糖尿病そのものよりも
いろいろな合併症を引き起こしてしまう危険性のあることです。


糖尿病の合併症

[神経障害]
全身の神経の働きが鈍り、足先や手先がしびれる、麻痺した感じがする、
痛い、足が冷たい、ほてる、力がぬけるなどの症状が現れます


[網膜症]
視力が落ちる、物がゆがんで見える、目の前にひもや点が見える、
視野が欠けるなどの症状があります。
成人の失明原因の第一位なってます。


[腎症]
腎臓の働きが低下して、だるい、疲れる、足がむくむ、
貧血になる、吐き気がする、息苦しいなどの症状が現れます。
糖尿病が原因の人工透析が必要になる原因の第一位となっています。


[その他]
足の壊疽〈えそ〉も合併症のひとつで
最悪のばあいは、足を切断しなければならないこともあります。


高脂血症

血液中の脂質(コレステロール・中性脂肪)が基準値より多くなる病気です。
自覚症状はほとんどなく、血液、血管の状態が悪くなると
脳では脳梗塞、心臓では狭心症、心筋梗塞などの可能性もでてきます。


高脂血症の主な原因は、過食よるカロリーオーバー、
短時間で食事を済ます、野菜不足による食物繊維不足、運動不足、
アルコールの飲み過ぎ、喫煙などの生活習慣にあります。


高血圧

血圧とは、心臓が血液を送りだすときの血管内の圧力のことをいい、
心臓が収縮して動脈に血液を送りだすときの「最大血圧」と
心臓が拡張するときの「最小血圧」があります。


血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態を高血圧といいます。
高血圧の症状として頭重感、頭痛、肩こり、めまい、はきけ、
耳鳴りなどがありますが、高血圧でない方々も比較的に
何らかの理由で起こりうる症状なので、自覚症状がはないといっていいでしょう。


高血圧を放置すると自覚症状がないまま、いきなり脳卒中、
心臓病、腎臓病などの合併症の症状がでるため
高血圧をサイレント・キラー(沈黙の殺人者)と呼ぶ人もいます。


生活習慣病が進行すると

上記の病気は生活習慣病の初期症状で、さらに病気が進行すると
三大生活習慣病になる危険性をひめています。


メタボリックシンドローム
内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・高脂血症のうち2つ以上を合併した状態をメタボリックシンドローム(死の四重奏)といい、個々の数値がそれほど悪くなくても
相乗的に動脈硬化性疾患の発生頻度が高まっています。


特に内臓脂肪の蓄積が問題視されており、男性のリンゴ型肥満、
女性の洋ナシ形肥満に対して要注意です。


2008年4月から、40歳~74歳までの健康保険加入者全員を対象として
特定健診・特定保健指導が始まりました。


一般的には「メタボ健診」と呼ばれています。


メタボリック・シンドロームが生活習慣病の大きな一因となっていると
いうことで、内臓脂肪を減らすことで生活習慣病対策と
将来の医療費削減も目的に導入されました。

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