心配になったら病院へ
心配になったら専門の皮膚科へ
心配になったら病院へまず皮膚科で診てもらいましょう。
急に脱毛症の症状が出てきたり、なかなか症状が改善されなかったら、セルフケアではなく、病院へ行ったほうが無難。ストレスのほかに、何か違う病気がかかわっていることがあるかもしれません。まずは、健康保険の適用がある皮膚科か脱毛専門外来へ行くのが安心です。髪や脱毛に詳しい医師のいる形成外科があれば、そこでもOK。
また、美容外科は保険適用外の場合がほとんどですが、健康な頭皮や髪を保つために、本格的な頭皮ケアを行うところも多くあります。事前に電話やホームページなどで、クリニックの情報を集めることも大切です。
▼検査の流れ
【問診】
ストレスなど精神的なことが深くかかわっていることが多いので、まずは脱毛症になった根本的な原因を探るために、さまざまな質問をされます。
例えば---------------------------
・生活環境の変化や心境の変化があったかなど。
・いつからどの部分が抜けはじめたのか
・つかっているシャンプー、リンスなどのヘアケア剤について
・美容院に行く頻度
・薬の服用とその頻度
ヘアチェック
病院によっては、ヘアチェックを行うことも。マイクロスコープを当て、モニターを見ながら頭皮の状態をチェック。頭皮の温度や皮脂量、血行のよしあし、髪の毛の状態などを詳しく説明してくれます。
治療は薬やマッサージなどで
脱毛症の治療には大きく分けて2つあります。ひとつは、毛のある部分を頭皮ごと移植したり、1本1本植毛していく「手術療法」。もうひとつは、外科手術をしない「保存療法」です。若い女性に多くみられる脱毛症のほとんどの場合は、毛根が弱っていたり、休んでいるだけなので、「保存療法」で対応していきます。
女性の脱毛にはストレスが大きくかかわっていることが多いので、カウンセリング、薬、育毛剤の使用、頭皮マッサージをしながら、しばらく様子をみます。これに加えて、毛根部に刺激を与えたり血行をよくする「赤外線照射」や、低温刺激で血行を促す「液体窒素法」を行うことも。
こうした治療を、だいたい1週間に1回のペースで約3か月間続けていきます。
そのほか新しい治療法として注目されている「真空含浸法」(気圧の差を利用して毛穴の汚れを吸い取り、そこに育毛剤を噴射しダイレクトに毛根に浸透させる)などもあります。
また、症状によっては、特殊な光を当てるPUVA療法や、局部免疫療法、注射療法をすることもあります。
